1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:08:08 ID:sRUc+QE10
■そんなこんなで、二人はベッドの中なのだ ────
ルル「フフッ、とんだ魔女もあったものだ……」ギシッ、ギシッ
「男の腹の下であえぐ、その姿……お前も、結局は女だな……」ギシッ、ギシッ
C.C.「うるさい……黙れ…………くっ……」ギシッ、ギシッ
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:09:42 ID:Q/uDoDz+0
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:11:56 ID:sRUc+QE10
>>2 イエスユアマジェスティ!
(C.C.の隠裂は、その桃色のひだから白く濁った液をしたたたらせながら、)
(俺の怒張をずるりと、旨そうに、奥まで一気に飲み込む)
(その度に、なめらかな美しい腹部が大きく波打ち、火照った身体が悦びに震える)
(うるんだ瞳で、俺を求める魔女……その口から切なげに漏れる彼女の熱い吐息は、)
(この上なき強力な媚薬だ……俺は、はじけ飛びそうな理性を必死に押しとどめながら、)
(感覚を楽しむように、快感を思い知らせるように、ゆっくりと彼女の中を動き続ける)
ルル「……どうした、いつもの憎まれ口は?」ギシッ、ギシッ
「立場が逆転してしまったようだな?」ニヤリ
C.C.「くそ……いやらしい男だ……ッ!」ギシッ、ギシッ
「ああそうだ、私は女だよ…………お前の、女だ…………あ!……」ギシッ、ギシッ
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:14:26 ID:sRUc+QE10
ルル「フフ……その通り、俺の女だ……」チュッ
C.C.「ん……」ヌチュ…
(……ルルーシュの、濡れた唇が私を求めてきた)
(私たちは互いに唇を軽く噛み合い、その柔らかさを存分に楽しむ)
(そう……もう認めよう、欲しかったのだ、私は……こいつが、この唇が……)
(細胞再生時の発熱にも等しいほどに、私の身体が熱くなっているのを感じる)
(私は、のぼせた頭でぼんやりと、セックスも輪廻に通じるのだろうかと考える)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:16:09 ID:sRUc+QE10
C.C.「あっ……いい……ん、ん……んっ……」ギシッ、ギシッ
ルル「ふっ…………く…………」ギシッ、ギシッ
(生命の輪廻からはじき出されるコードの因果は、一体どこで始まったのか)
(セックスが不要となったはずの私が、なぜ今、彼の下であえいでいるのか)
(こうして性交で快感を得ていることは、極めて不合理であるように感じるが、)
(あるいは輪廻こそが、苦痛と快楽が織り成す閉じた輪そのものだろうか……)
(であれば、私もまた……より大きな輪廻の一部なのか……)
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:18:12 ID:sRUc+QE10
(……彼の生々しい、やけどしそうなほどに熱い塊に身体の中をかき回されながら……)
(私は何を考えているんだろう……そんなのどうでもいいじゃないか)
(私は今は、こいつが欲しいんだ……こいつのことだけを考えよう……)
C.C.「あ…………あっ…………」ギシッ、ギシッ
「ルルーシュ、もっと……奥まで…………」ギシッ、ギシッ
ルル「……こうか?」グンッ!!
C.C.「あ!うあ…………くぅん……ッ!」ハアッ、ハアッ
(俺は、いきり立ったモノを根本まで突き当てる)
(途端にC.C.の身体が、びくりと跳ね上がった)
(軽く引き、またぐいっと奥へ突き入れると、彼女は堪えきれずに小さくよがり声を上げる)
(細い身体をよじり、痺れたように震わせる……その反応は、俺の嗜虐心に火をつけた)
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:20:30 ID:sRUc+QE10
(C.C.が身動きできないほどに強く抱きしめた俺は、何度も、ゆっくりと、)
(腰だけを動かし彼女の奥底の核を突き上げてやる)
(彼女は、俺の腕の中で悶えながら、俺の耳元で泣くような悦びの声を漏らす)
C.C.「くうッ!……つついてる…………私を………………あっ……」
「やあっ……やだ…………ああっ!……く、狂いそう…………!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:23:24 ID:sRUc+QE10
ルル「…………C.C.……キスだ…………」チュッ…
C.C.「んふ…………ん…………」…チュプ
「……ぷは…………ふふっ…………」
(私たちは、ベッドの上に乗ってから何度めかのキスを交わす)
(包み込むように優しく、染み込むように深く……)
(心の底から、幸福感が溢れてくる……マオとの生活で感じていたそれとは違う、)
(魂も、身体も求め合い、与え合える幸福……)
(やはり、シャルルの考えは間違っていた)
(愛する者と、気持ちも身体も重ね合う悦びは、現世でしか味わえないよ……)
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:26:24 ID:sRUc+QE10
(……快楽の極みに達しつつある俺の脳裏に、シャーリーの笑顔がチラリとよぎった)
(それは、時折フラッシュバックのように鮮やかに蘇る、彼女の最後の姿とシークエンスを成し、)
(俺の行為の正当性に疑問を投げかける)
(彼女の好意、彼女への好意……それを俺は、この行為で無に帰すつもりなのか?)
(これは、彼女の純真さを裏切り、精液をぶちまけるような……そういう行為ではないのか?)
ルル「……」ピタ
C.C.「はあっ、はあ………………うん……?」
(俺は思わず動きを止め、荒く息つぎをしながらC.C.の顔を見つめる)
(これは"逃げ"なのか……今まで犠牲にしてきた数多の人々のように、)
(俺はまたしても他人を犠牲にして、背負った罪業から逃れようとしているのか……)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:27:58 ID:sRUc+QE10
(C.C.は、そんな俺に微笑みかけ、白く細い両手で俺の頬にそっと触れた)
C.C.「…………ルルーシュ?」ニコッ
(俺の心の奥底まで覗くような……しかしいつもの、冷たく見透かすそれではなく、)
(全てを理解し許すような、慈しみに満ちあふれた瞳……)
(彼女の、そのような表情はついぞ見たことがなかった)
C.C.「……罪を感じるな、私はいいんだ……お前と共に、地獄までゆくつもりだ」
「今は……この瞬間だけを考えてくれ……」
ルル「…………フッ、どこまでもお見通しか……」
「やはり俺は、お前でないとダメなようだな……」チュ
C.C.「ふふ……そういう契約だろう……?」チュ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:30:37 ID:sRUc+QE10
ルル「……ふ…………」グッ、グッ、グッ
(俺は迷いを捨て、運命を絡めあったパートナーと共に"誤った結末"を求めて動きを速める)
(後悔などするまい……全ては俺が選んだ道、俺が成す結末だ)
(地獄の業火も、こいつとなら手を携えて渡ってみせよう……)
C.C.「んはあ!あ!あ…………ああ!」ギシッギシッ
「ああ……ルル……ルルぅ…………いっしょに………………」ギシッギシッ
ルル「…………フッ、C.C.……」ギシッギシッ
「……んぬ…………う……くっ…………」グチュ、ヌチュ、ヌチュ、ブチュ
C.C.「あう!……あ!……あっ!……あっ!……ああ!」ギシッギシッ
「おっきく……なった…………ふあ!ああん!」
ルル「C.C.ッ!クッ…………」ギシッギシッギシッ
「いきそう……だ……!」
C.C.「わっ…………わたしも……だ…………!」ギシッギシッギシッ
「あっ!あっ!あふ!あっ!あっ!あっ!」
ルル「C.C.……C.C.ッ!………………くおおっ!」ドビュ!! ビュッ!! グビュ!! ビュ!!
C.C.「ああっ!あっ!……あ……………んふ……………………ん……」ピクッ、ピクン、ピク…
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/23 22:31:59 ID:sRUc+QE10
─ ─ ─ ─
ルル「…………」ハアッ、ハアッ
C.C.「……ふふ……よく頑張ったな、坊や?」ナデナデ
ルル「……くそ……終わった途端、いつもの調子か……」ハアッ、ハアッ
C.C.「いやいや、私は本当に、見直しているんだぞ?」
「お前も結局は女、か……随分と男臭いセリフを」ニヤ
ルル「…………うるさい」
C.C.「……ルルーシュ?」ゴソゴソ
ルル「なんだ?」
C.C.「……いつまでも傍にいてやる」ギュッ
ルル「そういう"契約"だろう?」
「だが、一応言っておく…………ありがとう……」
C.C.「ふふ、今までで一番嬉しい"ありがとう"だな?」
────── 完結
16: ω・`)アス河童は何故ベストを尽くさないのか◇Mark.SEX8M 2013/09/23 22:33:04 ID:NkB0K3Ari
麿はSSも嗜むのか
18: 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:15) 2013/09/23 22:41:27 ID:LR6JEvv30
一気に読めて読み訳すテンポの良いSSは久々だった
おつかれ
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