1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 20:53:18 ID:oqhYOJfE0


スネ夫「♪~」

のび太「最近スネ夫が変な音楽ばっかり聴いてる…」

のび太「スネ夫、何の音楽を聴いてるの?」

スネ夫「やぁやぁのび太くん、君もこの曲に興味を惹かれたのかな?」

のび太「変な呼び方しないでよ気持ち悪いなぁ」

スネ夫「これはね、beatmaniaIIDXに収録されている曲なんだ」

のび太「・・・?」




7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 20:57:01 ID:oqhYOJfE0


のび太「ビートマニアは聞いた事あるけどIIDXなんて初耳だよ」

スネ夫「のび太達が知ってるビートマニアは既に開発終了されてるからね、IIDXはそれの続編さ」

のび太「でもゲームの音楽でしょ?」

スネ夫「ゲーム音楽だからってバカにするなよのび太の癖に」




11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:01:30 ID:oqhYOJfE0


スネ夫「まぁまぁとりあえずこの曲を聴いてみてよ悪いようにはしないからさぁ」

のび太「仕方ないなぁ・・・」


♪~


のび太「・・・カッコいい!」

スネ夫「流石のび太くん!君なら分かってくれると信じてたよ」

のび太「だからその呼び方やめてよ」

ジャイアン「おっ、お前らそんなところで何やってるんだ?」




14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:06:03 ID:oqhYOJfE0


スネ夫「やぁジャイアン、今のび太にIIDXの凄さを教えていたところだよ」

のび太「たかがゲーム音楽と思ってたけど予想以上だったよ」

ジャイアン「わかってくれるか!流石は心の友だ!」

のび太「今日はもう帰るけど夜ドラえもんにIIDXについて聞いてみるよ」

スネ夫「曲を聴くだけじゃなく是非プレイもしてもらいたいね」


ーーー野比家


のび太「ドラえも~ん」

ドラえもん「ブツブツ・・・ブツブツ・・・」




15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:08:36 ID:oqhYOJfE0


のび太「ドラえもん・・・どうしたの?」

ドラえもん「えっ?あぁなんだのび太くんか、帰ってきたならただいまの一言ぐらい言ってよ」

のび太「ごめんごめん、実は夕方にスネ夫からIIDXについて色々聞かされてて・・・」

ドラえもん「えっ!?IIDXかい!?」




20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:12:35 ID:oqhYOJfE0


のび太「知ってるの?」

ドラえもん「知ってるも何も22世紀じゃ超有名なゲームだよ、22世紀では収録曲数は5万曲を超えてるしね」

のび太「へぇースゴいじゃないか!」

ドラえもん「実は僕がさっき聴いてた曲もIIDXの曲なんだ。曲名はquasar、聴いてみるかい?」

のび太「うん!聴く聴く!」




25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:16:33 ID:oqhYOJfE0


のび太「・・・・・・スゴくカッコいいよ!!」

ドラえもん「そうだねぇ、僕もIIDXに触れたのは最近だけどカッコいいし遊んでて楽しいよ」

のび太「でもドラえもんの丸い手であの鍵盤とターンテーブルがちゃんと扱えるの?」

ドラえもん「失礼な!これでも少しはできるさ!」

のび太「明日またスネ夫からIIDXについて色々聞かせてもらおっと」




29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:20:07 ID:oqhYOJfE0


翌日

のび太「おーいスネ夫ー!」

スネ夫「やぁのび太、昨日の夜はどうだったかい?」

のび太「ドラえもんもIIDXを知ってたよ!quasarって曲を聴かせてくれてスゴくカッコよかったよ!」

スネ夫「quasarとはドラえもんも分かってるなぁ・・・そうだ、今日の放課後にいいものを見せてやるよ」

のび太「えっ、なになに?」

スネ夫「ただし、条件はドラえもんとどこでもドアを用意してくる事」




37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:24:07 ID:oqhYOJfE0


のび太「そんなのお安い御用さ!」

スネ夫「そうだね・・・せっかくだからジャイアンとしずかちゃんも連れて行こうか」

のび太「しずかちゃんもIIDXを知ってるの?」

スネ夫「いや、しずかちゃんはまだ知らないねぇ・・・それでも彼女にピッタリな曲がIIDXにはあるからきっと大丈夫さ」

放課後 空き地

ドラえもん「はい、どこでもドア」

スネ夫「流石ドラえもん、それじゃ早速いいものを見せてやろう!」




のび太「・・・・・・これは・・・!」




43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:28:10 ID:oqhYOJfE0


ジャイアン「すっげぇー!IIDXが5台もあるぞ!」

スネ夫「パパに頼んで作ってもらったゲームセンターさ、もちろんオンライン通信も可能だよ」

のび太「スゴいじゃないかスネ夫!」

しずか「想像してたものより大きくてビックリだわ・・・」

ドラえもん「それで、わざわざ5台も用意するなんて事は・・・」

スネ夫「ご名答!今からみんなにIIDXをプレイしてもらうよ!」




48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:31:50 ID:oqhYOJfE0


のび太「いいのかい!?いつもなら僕だけ仲間はずれなのに!」

スネ夫「IIDXの事をもっと知ってもらいたいと思ってね、いくらのび太でも仲間はずれにはできないよ」

ジャイアン「でもこれってゲームセンターに置いてあるんだからもちろん金が必要だよな?」

スネ夫「心配ご無用!あらかじめFREE PLAYモードにしておいたからね!」

ジャイアン「流石だぜ!心の友よ!」

ドラえもん「とはいえのび太くんやしずかちゃんはまともな操作法すら分からないだろう、僕達がしっかり指南しなくちゃ」




53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:35:33 ID:oqhYOJfE0


スネ夫「チュートリアルはあるんだし僕達が教えるのはオプションぐらいでいいんじゃないの?」

ドラえもん「それもそうだね、じゃあ早速プレイ・・・」

スネ夫「ちょっと待った!」

ジャイアン「どうしたんだよ、早くやらせろよ!」

スネ夫「何の為にオンライン通信を可能にしたと思ってるの?」

スネ夫「じゃーん!これが君達4人のe-amusementパスだ!」




54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:36:28 ID:6mH+jTH70


スネ夫が聖人のようだ




56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:38:34 ID:oqhYOJfE0


のび太「スゴい・・・」

ジャイアン「今まではカード無しでやってたから助かるぜ!」

しずか「どうしてここまでして私たちの為に?」

スネ夫「言ったじゃないか、IIDXの事をもっと知ってもらいたいからだよ」

ドラえもん「じゃあまずは4人のDJ NAMEを決めようか」




59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:42:39 ID:oqhYOJfE0


のび太「えーっと・・・DJ NOBITA・・・オッケー!できたよ!」

ドラえもん「僕はDJ DORAだね」

ジャイアン「やっぱりタケシだと落ち着かないからな、ここはDJ GIANTでいくぜ!」

しずか「私はDJ SIZUKAね、6文字だからSHIZUKAにならないのが残念だわ」

スネ夫「よっし、じゃあのび太としずかちゃんはまずチュートリアルを受けよう」

ドラえもん「その後に僕達がオプションについて色々教えるからね」




64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:46:17 ID:oqhYOJfE0


スネ夫「まずオプションを開くには選曲画面で正面のスタートボタンを押して・・・」

ドラえもん「そしてここを押すとランダム、ここを押すとイージー・ハードゲージの切り替え、こっちはアシストだね」

ドラえもん「右にあるHIDDENやSUDDENは今はまだ気にしなくていいからね」

のび太「よーっし、準備万端!早速IIDXを始めよう!」

スネ夫「あとで2人ともお気に入りの曲を教えてよ」




66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:50:41 ID:oqhYOJfE0


のび太「えーっと、ここはこのボタンを・・・あれ!?違う!」

のび太「全然ゲージが増えないよ~・・・」

ドラえもん「無理せずにまずはボタンの配置からしっかり身につけていこう」

しずか「やってみると意外と楽しいわね」

ジャイアン「あぁ!78%だ!」


スネ夫「さて・・・僕も始めるとするか・・・」




70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:54:08 ID:oqhYOJfE0


DJ SUNEO
SP六段/DP四級

スネ夫「そろそろ七段に上がりたいんだけどなぁ・・・」

Bloody tears(IIDX Edition)

スネ夫「ホントこの譜面嫌いだよ」

プシューン・・・ STAGE FAILED

スネ夫「やっぱりダメか・・・」

ドラえもん「段位の受けすぎだよ、他の曲やらないと」



のび太「やったー!七級合格したぞ!」




74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 21:57:50 ID:oqhYOJfE0


ジャイアン「なんだのび太まだ七級か!」

のび太「うるさいなぁ、さっき始めたばっかりだから仕方ないだろ!」

ジャイアン「悔しかったら俺様のいる二段まで来てみやがれ!」

のび太「ぐぬぬぬ・・・」


ドラえもん「さて、僕も始めるかな」

DJ DORA

ドラえもん「ウォーミングアップがてらまずは六級を受けよう」




78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:02:38 ID:7bvK84p/0


ワン!ツー!スリー!フォー! デン!

ドラえもん「56%残しで合格か・・・こんなものかな」



しずか「あら、四級受かったわ」

スネ夫・ドラ「ええっ!?」

のび太「やっぱりしずかちゃんはスゴいなぁ、コツを掴むのが早いよ」

しずか「偶然よ偶然、最後は4%まで減ったわ」

ドラえもん「今日始めたばかりの初心者にもう抜かされた・・・僕まだ五級なのに・・・」




80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:04:53 ID:7bvK84p/0


のび太「そんなに落ち込むなよドラえもん、まだ僕がいるじゃないか」

ドラえもん「のび太くんが格下でも全然自慢にならないよ・・・」

のび太「そんな失礼な言い方はないだろ!」


プシューン・・・ STAGE FAILED

ジャイアン「あぁっまた落ちた!裁きの野郎いつかギッタギタにしてやるからな!」




83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:08:57 ID:7bvK84p/0


スネ夫「もうすぐ日が沈むじゃないか」

のび太「えぇー?もうそんな時間ー?」

スネ夫「どこでもドアさえあれば明日も来れるからいいじゃないか」

ジャイアン「やいのび太、明日どこでもドア持ってこなかったら許さないからな!」

のび太「ひいいっ・・・わかったよ・・・」

スネ夫「それじゃあ最後にのび太としずかちゃんのお気に入りの1曲を聞いてお開きにしよう」




89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:12:59 ID:7bvK84p/0


しずか「私はVね!やっぱりクラシックは落ち着くしV2のムービーみたいにいつかヴァイオリンで弾いてみたいわ!」

スネ夫「た、楽しみにしてるよ・・・のび太は?」

のび太「僕はPink Roseだよ!いかにもロボットアニメっぽい感じがたまらないや!」

スネ夫「やっぱりね・・・のび太はそっちの方に走りそうだよ」

ドラえもん「?」




92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:16:25 ID:7bvK84p/0


ドラえもん(スネ夫、もしかして最初のび太くんに聴かせたのって・・・)

スネ夫(ドラえもんの思う通りPink Roseだよ、いずれEDENやDoLLがのび太のお気に入りになるはずさ・・・)

ドラえもん「よし、じゃあ今日はこれにてお開き!さぁみんな帰るよ!」

のび太「また明日ねー!」

ジャイアン「じゃあなー!」




97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:19:22 ID:7bvK84p/0


ドラえもん「ねぇスネ夫」

スネ夫「ん、どうしたの?」

ドラえもん「スネ夫のお気に入りの1曲って何?」

スネ夫「うっ・・・僕はLOVE♡SHINEかな・・・」

ドラえもん「それで誤魔化せるほど僕の目は節穴じゃないよ」

スネ夫「ごめん・・・ニーソ姫が好きなんだ・・・」




102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:23:06 ID:7bvK84p/0


ドラえもん「やっぱりね・・・」

ドラえもん「本当はのび太くんにニーソ姫を聴かせたかったけど間違いなく引かれる」

ドラえもん「そこで苦し紛れに聴かせたPink Roseがたまたまのび太くんに合ったって事か」

スネ夫「じゃあドラえもんのお気に入りはなんだよ!quasar以外で!」

ドラえもん「僕は5.1.1.から始まってHolicやInnocent Walls、QQQもなかなかのお気に入りだよ」

スネ夫「」




109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:26:49 ID:7bvK84p/0


翌日

のび太「やったー!六級合格だー!」

しずか「のび太さんおめでとう!」

ジャイアン「のび太のくせにやるじゃねえか」

ドラえもん(まずい・・・まずい・・・)

しずか「あっ!二級合格したわ!」

のび太「スゴいじゃないか!」

しずか「やっぱりEvansとライオン好きが鬼門ね」

ドラえもん「」




119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:30:34 ID:7bvK84p/0


デケデケデケデケデケデケデケデケデーン!

|| 4%

ジャイアン「うおおおおお!!三段合格だ!やったぜ!」

しずか「たけしさんおめでとう!」

のび太「ジャイアンも上手いなぁ」

スネ夫(どうして僕には・・・)

ドラえもん(収穫がないのか・・・)


ドラえもん「あっ!やった!ついに四級合格だ!」

のび太「スゴイよドラえもん!おめでとう!」

ドラえもん「ありがとうのび太くん・・・僕は嬉しくてもう泣きそうだよ・・・」




123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:33:16 ID:7bvK84p/0


スネ夫「そうそう、今日は特別ゲストに来てもらってるんだ」

のび太「えっ!?誰なの!?」

ジャイアン「特別ゲストと言うからにはスネ夫より上手いんだろうな?」

スネ夫「もちろんだよ、それではゲストの登場だ!カモン!」







出木杉「やぁ」




131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:35:29 ID:7bvK84p/0


のび太・ジャイアン・ドラえもん「出木杉!」

出木杉「まさかこんな所にIIDXが置いてあるとはね、ビックリしたよ」

スネ夫「それじゃあ出木杉、早速腕前の方を見せてよ!」

出木杉「わかったよ」



DJ DEKISG
SP十段/DP -




140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:38:16 ID:7bvK84p/0


のび太「十段!?凄すぎる!」

ジャイアン「でも皆伝じゃないのかよ・・・」

出木杉「僕の本気を見せてあげよう!」


FIRE FIRE(ANOTHER)


ドラえもん「・・・・・・・・・えっ!?」

しずか「そんな・・・」

ジャイアン「マジかよ・・・」

のび太「片手で!?」




149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:42:41 ID:7bvK84p/0


デッデッデッ デデッデッデッカモーン!

出木杉「ふぅ」

のび太「凄い・・・BP3・・・」

ジャイアン「皆伝じゃないのかよとか言ってすまなかった!この通りだ!」

ドラえもん「僕には遠い世界だね」

出木杉「このe-passは片手用なんだ、本来使うのはこっちさ」


DJ DKSUGI
SP皆伝/DP十段




153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:45:49 ID:7bvK84p/0


のび太「やっぱりSPは皆伝かぁ」

出木杉「でもDPは難易度が桁違いだからね、僕でもDP皆伝は取れないよ」

ジャイアン「せっかくだから両手SPで冥穴やってもらおうぜ!」

出木杉「お安い御用さ」


冥(ANOTHER)


スネ夫(当たり前のようにHARDゲージ・・・僕もいつかは・・・)




160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:49:16 ID:7bvK84p/0


出木杉「こんなものかな」

のび太「凄い・・・」

しずか「完璧だわ・・・」

ドラえもん「加速地帯をいとも簡単に・・・」

ジャイアン「勝てそうにねえ・・・」

出木杉「そうだスネ夫、ここにSOUND VOLTEXはあるかい?」

スネ夫「えっ?一応あるけど・・・」

出木杉「たまにはやってみたくなるからね」




169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:53:06 ID:7bvK84p/0


スネ夫「ちょっと配線に困ってね、時間かかっちゃったよ」

出木杉「気にしなくていいよ、さて・・・」


Quietus Ray(EXHAUST)


のび太「これってどんなゲームなの?」

ドラえもん「IIDXから黒鍵盤を減らして下に動かして皿をつまみに替えたものだと思えばいいよ」

のび太「わかりづらいよ・・・」




175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 22:55:42 ID:7bvK84p/0


シュイーン!! ULTIMATE CHAIN

出木杉「2ニアか・・・もったいないなぁ」

のび太「何やってるか全くわからないよ・・・」

ジャイアン「安心しろのび太、俺もだ・・・」

しずか「私も・・・」

ドラえもん(出木杉くんが上手すぎてみんな引いてるよ・・・)




184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:00:13 ID:7bvK84p/0


出木杉「ありがとう、ここは人もいないしメンテナンスもしっかりしてるし最高だったよ」

スネ夫「それはどうも・・・」

出木杉「今度からはちょくちょく通っちゃうかも、なんてね」

スネ夫「来てもいいけどあまり頻度が高いと他のみんなのやる気が下がっちゃうよ」

出木杉「知ってるよ、じゃあ僕はこれで」

ウィーン



のび太「・・・うますぎて引いたよ」

しずか「でもあのプレイを見ると不思議と燃えてくるわね」

ドラえもん「そうだね!僕達も呆気に取られてないで練習だ!」




190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:03:34 ID:7bvK84p/0


出木杉のプレイに影響されてかジャイアンとしずかはメキメキと腕を上げていった

ジャイアン「やったぜ!ついにスネ夫に並ぶ六段だ!」

しずか「私も四段まできたわ!」

のび太とドラえもんは少しづつながらも着実に地力をつけていった

のび太「やっと初段だ!やったよー!」

ドラえもん「僕も一級取れたよ!我ながら丸い手でよく頑張ったよ!」

ただスネ夫はスランプに陥っていた




193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:06:37 ID:7bvK84p/0


プシューン・・・ STAGE FAILED

プシューン・・・ STAGE FAILED

プシューン・・・ STAGE FAILED

スネ夫「クソックソックソッ!なんでできないんだよ!」

スネ夫「七段はBloody Tearsとサファリが!八段はV2とギガデリが!」

スネ夫「他のみんなはどんどん上手くなってるのに・・・」




スネ夫「・・・・・・気分転換にSDVXに行こう、僕の好きな曲も沢山あるし」




199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:10:52 ID:7bvK84p/0


イイ?オニイチャン、ハヤグイハカラダニヨクナイヨ?

スネ夫「やっぱり電波曲は癒されるなぁ」

スネ夫「ジャイアンはmemoriesやブレイキンが好きだし」

スネ夫「ドラえもんは相変わらずTaQ曲ばっかり推してくるし」

スネ夫「しずかちゃんは予想通り革命やDIAVOLOにハマったからいいけど・・・」

スネ夫「なんでのび太がTЁЯRAにハマらないんだよ!」




206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:14:13 ID:7bvK84p/0


スネ夫「のび太がPink Roseを気に入った時はしめたと思ったのに・・・」

スネ夫「今じゃRyu☆とYOSHITAKAの曲にいってしまった!」

スネ夫「TЁЯRAを皮切りに電波に誘い込もうとしたのに・・・」

スネ夫「電波曲が好きなのは僕だけだ!」

イクヨ?セーノッ

スネ夫「三倍ニンニクリーーーーム!!!」




213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:18:33 ID:7bvK84p/0


そしてついにスネ夫が恐れていた事態が起こる

テレテレテッテッ テレテレテッテッ テレッテテレーテーテン

||| 6%

しずか「やったわ!ついにあのサファリを倒したわ!」

のび太「凄い凄い!おめでとう!」

ドラえもん「しずかちゃんはセンスがあるんだねぇ」

スネ夫「・・・」

この時スネ夫は未だ六段、のび太は五段、ドラえもんは丸い手ながら三段まできていた

唯一の救いはジャイアンも六段で足踏み状態だった事である




219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:23:20 ID:7bvK84p/0


実はスネ夫はみんなにIIDXをプレイさせた日にある罰ゲームを提案していた

スネ夫「こほん、今の僕は六段だけれど六段までなら比較的簡単に上がってこれる」

のび太「説得力ないなぁ」

スネ夫「しかし六段から七段、八段に上がるのが一つの壁と言われているんだ」

ドラえもん「地力もより求められるし何より癖がつくからね」

スネ夫「そこで、最後まで六段以下だった人にはある衣装を着て坂を全力で走ってもらう」




226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:26:24 ID:7bvK84p/0


ジャイアン「衣装ってなんだよ?」

スネ夫「それは当日まで秘密だよ、何より罰ゲームがあった方がやる気が出るだろ?」

のび太「でもスネ夫は既に六段なんだから絶対に一抜けするじゃないか!」

スネ夫「まぁねーボクちん高みの見物、なっちってハッハッハッハ!」







スネ夫「あれだけはなんとしても阻止しないと・・・」




231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:29:29 ID:7bvK84p/0


そんなスネ夫の願いとは裏腹にのび太も六段に合格してしまう

のび太「やったー!中盤の同時押し越えたら楽だったよ!」

ドラえもん「おめでとう」

しずか「おめでとう!」

ジャイアン「のび太の癖に俺に並ぶとは・・・」

スネ夫(まずい・・・もうこうなったらドラえもんが最後の望み・・・)




236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:32:48 ID:7bvK84p/0


のび太「サファリの練習になる曲ってないかな?」

しずか「だったらRise'n Beautyがオススメよ」

ジャイアン「俺はもうサファリは諦めたから八段狙うぜ!北斗運指でV2のゲージを90%残してやる!」

ドラえもん「僕も早くみんなに追いつかないと」


スネ夫(そうだ!僕に足りないのはモチベーションだ!)




240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:35:14 ID:7bvK84p/0


スネ夫(地力が上がらなくなって頭打ちになってからのび太達が上がってくるのが怖かった)

スネ夫(頼むからのび太に癖ついてくれと願うだけで自分は練習の一つもしなかった)

スネ夫(今からでも頑張れば・・・間に合う!)




243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:39:21 ID:7bvK84p/0


しかしスネ夫はそれに気付くのが遅すぎた

|| 2%

ジャイアン「うおおおおお!ギガデリ抜けたぞおおお!これで俺様が一番だ!」

のび太「スゴイや!おめでとう!」

しずか「たけしさん凄いわね、Snake StickとV2で共に100%残しだなんて」

ジャイアン「これが俺の本気ってもんよ!ハハハハハ!」

ドラえもん「こいっ・・・こいっ・・・!」

|||||||| 18%

ドラえもん「ぃやったぁー!僕もついに六段だ!」




250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:44:08 ID:7bvK84p/0


スネ夫「ダメだ・・・このままじゃ・・・」

スネ夫「そうだ!初心に帰って☆8のスコアを詰めよう!まずは宇宙戦争のHYPERからだ!」

のび太「☆10はやっぱり難しいけどやってるうちに譜面が突然見切れるようになるのが楽しいんだよねぇ」

そうこうしているとしずかちゃんがあっさりと八段に合格した

しずか「やったわ!青段位の最高峰よ!」

ドラえもん「スゴイじゃないか!僕も頑張るぞ!」




256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:46:58 ID:7bvK84p/0


スネ夫「ダメだ・・・スコアも出なくなった」

スネ夫「かといって☆10特攻も・・・」

スネ夫「そうだ・・・ポップンやるとIIDXも上手くなるってよく聞くから当分ポップンやり込もう・・・」

この選択がスネ夫の運命を決めた




261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:50:07 ID:7bvK84p/0


スネ夫は少しでも詰まると他の機種に逃げてまた詰まると他の機種へのループを繰り返していった

のび太とドラえもんはIIDXに専念し着実に地力をつけていった

そしてある時

のび太「ねぇねぇドラえもん、一緒に七段受けない?」

ドラえもん「いいねぇ、やってみよう」

しずか「2人共頑張ってね」




268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:53:32 ID:7bvK84p/0


1曲目

ドラえもん「流石にRising sunは最低90は残さないと」94%

のび太「ラスト失敗したなぁ・・・」82%

2曲目

ドラえもん「Bloody Tearsは落ち着いて譜面を見れば耐えられるよ」12%

のび太「ドラえもんはギリギリじゃないか」58%

3曲目

ドラえもん「これは僕ものび太くんも1Pだから」86%

のび太「余裕だね!」96%

そして運命の4曲目




271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:56:41 ID:7bvK84p/0


ドラえもん「テレテレテッテは落ち着いて押す・・・」

のび太「空POORのせいで減りが激しいからゆっくり・・・」

テレテレテッテッ テレテレテッテッ

テレテレテッテッ テレテレテッテッ

ドラえもん「くっ・・・耐えるんだ!」

のび太「・・・・・・・・・・・・!」

テレッテテレーテーテン

||||| 10%

|| 4%

のび太・ドラえもん「やったぁーーーっ!」




274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05 23:59:01 ID:7bvK84p/0


しずか「2人共おめでとう!ついにサファリを倒したわね!」

ジャイアン「2人同時に初合格なんて感動して涙が出そうだぜ・・・」

ドラえもん「ありがとう・・・!本当にありがとう!」

のび太「IIDXをやってきて一番嬉しい瞬間だよ!」

スネ夫「・・・・・・・・・・・・」




279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/06 00:01:42 ID:7bvK84p/0


ジャイアン「さてスネ夫」

スネ夫「」ビクッ

ジャイアン「確か最後まで六段だった奴には罰ゲームがあったよなぁ~~???」

スネ夫「そ、それは・・・言葉の綾というか・・・」

ジャイアン「あったよなぁ~~~~~??????」

スネ夫「はいっ!ありました!確かにありました!」




281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/06 00:05:11 ID:4nh9mN0m0


そして数日後



スネ夫「・・・!なんなんだ、この坂は・・・!」

デン テレレンテンテンテンテレレテレレテレレテレレテレン テレン

スネ夫「」ダッ

タッタッタッタッタッ

タッタッタッタッタッ

ヒソヒソ・・・ナニアレ・・・

スネ夫「」タッタッタッタッタッ




283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/06 00:07:21 ID:4nh9mN0m0


ドラえもん「しかしジャイアンも酷い事するねぇ」

のび太「スーパースターの衣装で坂を走らせるんじゃなくて学校中を走らせるだなんて」

ジャイアン「誰も通らない坂を走っても面白くないしな!」

「「「ハハハハハハハハハハ!!!」」」


終わり




284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/06 00:08:03 ID:znOhfCpx0



スネ夫ドンマイ




301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/06 00:24:17 ID:R3xvl5FR0










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