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パワプロ「今日はクリスマスイブかぁ」あおいみずき聖雅「!!」ドキッ
パワプロ「今日はクリスマスかぁ」あおい、みずき、聖、雅「!!」ドキッ




5: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 18:46:04 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「せっかくのクリスマスイブ、誰かと過ごしたいなぁ」

あみ聖雅「……!//」ドキドキ

あおい「(これって、まさかボクを誘おうとしてる?//)」ドキドキ

みずき「(や、やだ……誘うなら面と向かって誘いなさいよ……意識しちゃうじゃない……//)」ドキドキ

聖「(せ、パワプロ先輩とクリスマスを過ごすのも……悪くないな//)」ドキドキ

雅「(どうしよ……誘われたら私、女だってバレちゃうけど……いいかな?//)」ドキドキ




引用元:パワプロ「今日はクリスマスイブかぁ」あおいみずき聖雅「!!」ドキッ

7: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 18:51:04 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「でも彼女もいないしなぁ……」

あおい「(彼女、いないんだ……//)」

みずき「(な、何よその「彼女いないから私と過ごしたい」みたいな遠回しな言い方//)」

聖「(クリスマスというのは、男女の契りを結んだ者同士のみしか楽しんではならないのだろうか?そうでなければ私は……//)」

雅「(うぅ……パワプロくんとクリスマス楽しみたい……//)」




8: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 18:54:18 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「うん、しょうがない。男と寂しく過ごすしかないな」

あおい「えっ」

みずき「えっ」

聖「えっ」

雅「(キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!)」

パワプロ「おーい、進くーん!」

進「何ですか?」

パワプロ「今日、一緒にクリスマス過ごさない?」

雅「ファッ!?」




10: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 18:59:11 ID:DcgL7pO2O


進「え、僕とですか?」

パワプロ「うん、一緒に過ごす人がいないからさ…。矢部くんは」

矢部『クリスマス破壊してくるでやんす!リア充なんか散ってまえでやんすううぅぅぅ!!!』

パワプロ「って言って、練習早退しちゃったし」

進「いいんですか、僕なんかで?」

パワプロ「うん!当たり前じゃないか!」

進「じゃあ、今から僕の家に行きましょう。食べ物や飲み物は家に十分ありますから」

パワプロ「よっしゃ!」


あみ聖雅「」




11: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:04:34 ID:DcgL7pO2O


みずき「……あおい先輩、聞きましたか」

あおい「うん……こんなはずじゃ……」

聖「二人ともなぜそんなにも悔しそうなのだ」

みずき「アンタっ…!私たちがパワプロくんにクリスマスのお誘い受けるために、どんだけ好感度上げてきたと思ってんのよ!」

あおい「はぁ……。練習中、たくさん声かけたのに……」

聖「小癪だな」




12: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:11:07 ID:DcgL7pO2O


雅「と、ところで、いつまでロッカーに隠れるつもりなの?」

あおい「そ、そうだね」ガチャ

聖「パワプロくんの声が聞こえてきて、反射的に隠れてしまったな」ガチャ

みずき「ゲッ!よく考えてみれば、私ったらメガネのロッカーに入っちゃったじゃない!汚なっ!」ガチャ

あおい「うわぁ……矢部くんのロッカー、なんだか変な臭いするね」

聖「うむ、臭い」

雅「私、コレだから矢部くん苦手なんだよね……」

みずき「ったく!家帰ったら5回風呂入ろ!」




矢部「……ヒドイデヤンス……シクシクメソメソ……」←女子が部室入ってきたときにコイツもロッカー隠れてた




14: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:17:50 ID:DcgL7pO2O


みずき「にしても……まさか進くんと過ごすとはね……」

あおい「今年こそは充実できると思ったのになぁ」

聖「まあいい。私はいつも一人だからな。慣れている」

みずき「でも、パワプロくんと過ごすってなったら、も~っと楽しくなるでしょうね」

聖「そ、それはそうかもしれないが……今さら言ったって仕方がない」

雅「……わ、私、諦められない!」

あみ聖「え?」

雅「パワプロくんの、後ついてってみる!」




15: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:21:37 ID:DcgL7pO2O


聖「おい雅先輩。さすがにストーカー行為は……」

みずき「私も行くわ!」

聖「えっ」

あおい「ボクも気になるもん!行く!」

聖「えっ」

みずき「だから聖!アンタも来なさい!」

聖「なー!?」

雅「私たち、パワプロくんのことが大好きだもん!そんな恋敵の進くんに取られちゃたまらないよ!」

あおいみずき「うん!」




18: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:25:38 ID:DcgL7pO2O


聖「なんとまぁ……」

みずき「聖、アンタもパワプロくんのこと狙ってるんでしょ?」

聖「そ、そんなこと言っておらぬだろ!?//」

みずき「あらぁ?とぼけちゃって」

聖「わ、私が何をしたというのだ」

みずき「先月あたり、聖がケガしたときにパワプロくんからハンカチもらったでしょ?」

あおい「え!そうなの?」

雅「うらやましいなぁ……」

聖「そ、それが何だ…」

みずき「私、見ちゃったんだよね~」




19: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:30:13 ID:DcgL7pO2O


・・・・・・・
先月の練習中

聖「えっほえっほ……わっ!」

ドテッ

聖「つぅぅ……」

パワプロ「聖ちゃん大丈夫!?転んでケガしてない?」

聖「だ、大丈夫だ……」

パワプロ「いや、足見せてみて」

聖「う、うむ……」スルスル

パワプロ「あらら、擦りむいちゃってる。とりあえずオレのハンカチ渡すから、水道で消毒しておいで」スッ

聖「な……!ありがとう……だぞ…//」




22: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:35:10 ID:DcgL7pO2O


チョロロロ

聖「うぅ……冷たい水が擦り傷に染みる……」


みずき「(聖、さっき転んで水道向かったわね。大丈夫かしら)」スタスタ


聖「(パワプロ先輩からハンカチを借りてしまった……)」

聖「(パワプロ先輩の、汗を何度も吸ったハンカチ……//)」ドキドキ


みずき「(あ、いた。あれ?聖、パワプロくんのハンカチ持ってない?)」

みずき「おーい、ひz……」


聖「クンクン……スーハー……クンクン……スーハー……///」


みずき「」




23: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:39:44 ID:DcgL7pO2O


・・・・・・・

みずき「パワプロくんのハンカチを鼻に当てて、匂い楽しんでたわよね~?」

聖「………うぅ……//」

あおい「ちょっと聖ちゃん!!抜け駆けなんてズルいよ!ズルい女だよ!」

雅「ね、ねぇ……どんな匂いだったの?教えて……?」ハァハァ

聖「う、うるさーい!!そんなことより、パワプロ先輩の後を追うんじゃないのか!」

みずき「はっ!忘れてた!」

あおい「急がないと、見失っちゃうよ!」

雅「いや、私はどんな匂いだったかをまず知りた……」




24: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:44:43 ID:DcgL7pO2O


みずき「ほら!はやく着替えて!」ヌギヌギ

あおい「下着、スポブラのままでいいかな……?」ドキドキ

聖「何を期待しておる!そんなこと気にしなくてもよいだろう!//」

雅「あれ?聖ちゃん、いつもよりパンツが派手だね」ヌギヌギ

聖「なー!!」

みずき「あらぁ?アンタも意識してるんじゃないの」

あおい「そ、そういうみずきも……//」

雅「なんだろう……スゴくエッチだね……//」

みずき「ちょ、ちょっと!そんなにジロジロと見ないでよ!//」

聖「小癪だな」

みずき「お ま え も な」




25: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:49:05 ID:DcgL7pO2O


あおい「ちょ……!雅ちゃん……!」

聖「なっ……!」

みずき「ゃだ……おっぱいおっきぃ……」

雅「ひゃっ、見ないでよ!//」ガバッ

あおい「いつもさらしで巻いてるから、こんなに大きいとは思わなかった……」

みずき「それに対して、私は……」ペタペタ

聖「(私はこの中では2番目か……大きさは……)」フニフニ



矢部「(ロッカー隠れててよかったでやんす!おかずが満載でやんすううぅぅぅ!!)」シコシコ




26: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:54:19 ID:DcgL7pO2O


・・・・・・・

あおい「ああもう!あの後みずきが雅ちゃんの胸を揉みしごいてたら、こんなに時間経っちゃった!」タタタッ

みずき「ごめんなさいぃ……」タタタッ

聖「急げ!猪狩邸宅はこのまま直進だから、じきに追い付くぞ!」タタタッ

雅「(みずきちゃん……凄かった……//)」タタタッ

進「まさかパワプロ先輩が来てくれるとは思わなかったです」

パワプロ「いやー、楽しみだなー」

あみ聖雅「!!??」キキーッ




27: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 19:59:27 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「あれっ?あおいちゃんたち?」

進「あ、本当ですね!」

あおい「えっ、あっ……や、やあ!」

みずき「(ちょっと!後をつけるどころか、前に出ちゃったじゃないの!)」

聖「(わ、私に言うのか!?)」

雅「(ど、どうしよっか……)」

パワプロ「4人は今からどこか行くの?」

あおい「え!?あ、えーとね…」

みずき「パ、パワ堂!パワ堂でスイーツクリパやるの!ねっ!」ジロ

聖「そ、そうだ!みずきがきんつば奢ってくれるらしいからな。あははー」




29: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:03:05 ID:DcgL7pO2O


雅「よ、よかったら、パワプロくんたちも来る?」

パワプロ「え?」

あみ聖「(ナイス!!)」

パワプロ「そうだなー、人が多い方が楽しそうだもんね。行こうかな」

あおい「ホント!?」

パワプロ「進くん、いいよね?」

進「はい、行きましょうか」ニコリ

みずき「(おまえはノーサンキューだあああああ!!)」

聖「そうと決まれば、急いで向かおう!」




31: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:11:49 ID:DcgL7pO2O


・・・・・・・
パワ堂

店員「ラッシュアワースリー(いらっしゃいまへ)」

みずき「すいませーん、5人なんですが」

聖「みずき!6人だろ!」

進「」ニコリンチョ

みずき「あぁ……6人です…」

店員「ゴッチャンデース(こちらでーす)」




32: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:16:57 ID:DcgL7pO2O


店員「ココニオサワリシナサーイ(こちらにお座りください)」

パワプロ「じゃあ…オレはこの席」ガラッ

あみ聖雅「!!」

あおい「ボクはここ!」

みずき「私もここ!」

聖「私もだ!」

雅「わた…ボクも!」

あみ聖雅「………!!」バチバチッ

進「じゃあ、僕はパワプロさんの左隣で」ガラッ

あみ聖雅「なー!」




35: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:20:46 ID:DcgL7pO2O


あおい「と、とりあえずここは公平に……」

みずき「じゃんけんしか無さそうね……」

聖「あと出しは禁止だぞ!」

雅「じゃーんけーん!」

あみ聖「!?」アセアセッ

ポン

あみ聖『グー』

雅『パー』

雅「わーい!!」ニコヤカ

あみ聖「(裏切り者めえええぇぇぇ!!)」




36: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:24:36 ID:DcgL7pO2O


じゃんけんの結果

雅 パ 進
_____
| つくえ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あ 聖 み




37: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:29:15 ID:DcgL7pO2O


雅「なに頼もうかな~♪ねぇねぇ、何にする?」

パワプロ「ぅえ!?うーん、迷うなぁ……」

あおい「(雅ちゃん良いなぁ……)」

聖「(まあいい……私はパワプロ先輩の目の前だ。視線が最も合うだろうからな」ジーッ

みずき「ケッ、どうして私がコイツの目の前なのよ……」チラッ

進「?」ニコッ

みずき「(さわやかなのが腹立つ)」




40: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:34:05 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「あ、これどうかな?」

『クリスマスよくばりパフェ』

パワプロ「6人から注文できるみたいだし、分けあって食べようよ!」

あおい「あ、いいねそれ」

聖「きんつばも乗っているのか。決まりだな」

みずき「プリンがあれば何でもいいわよー」

進「あ、みずきさんはプリンが好きなんですか?」

みずき「ええ、そうよ」

進「僕も好きなんですよ。美味しいですよね」ニコキラッ

みずき「そ、そう……」

みずき「(で っ て い う)」




43: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:39:12 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「じゃあ決まり!すいませーん」

店員「ハイハーイ」

パワプロ「この、クリスマスよくばりパフェを1つ。取り皿も6つお願いします」

雅「あと、この『禁断のポッキーゲームセット』も1つ」

パあみ聖進「え?」

店員「アシダマナデシター(かりこまりました)」

パワプロ「ちょっと雅ちゃん?さすがにポッキーゲームは……」

雅「まぁまぁ、せっかく男女3:3で別れたんだからさ」

進「そうですね。せっかくのクリスマスですし、楽しみましょうか」




45: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:45:11 ID:DcgL7pO2O


あおい「でも、誰と誰がポッキーゲームをするってのは、誰が決めるの?」

雅「えーと、安価にしようと思うよ」

パワプロ「はい?」

雅「あっ、いや、ここにある箸の2本を赤く色付けして、当たった人がするってどう?」

聖「うむ。それはいい」

聖「(もし、私とパワプロ先輩が赤を引いたら……//)」ドキドキ

みずき「(もし赤を引いたのが、私とこのキモやかだったときは……)」

進「?」キラッスマイル

みずき「(ぎゃあああああああああああ)」




47: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:50:05 ID:DcgL7pO2O


店員「ゴリマッチョサマデース(おまちどおさまでーす)」

『禁断のポッキーゲームセット』ジャーン

あみ聖雅「……!!」ゴクッ

パワプロ「ん?なんかルールが書いてある」ペラッ

『①2名がそれぞれ両端からポッキーを食べます

②食べ進めるにつれ、互いの口と口が重なります

③10秒キープ 以上』




48: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 20:53:48 ID:DcgL7pO2O


進「な、なんだか本格的にキスしなくてはならなそうですね……」

あおい「そ、そうだね……」

雅「じゃ、じゃあ抽選始めようか」

聖「ま、待ってくれ!こっ、ここ心の準備が!///」

みずき「だー!聖はうるさい!いいから始めるわよ!」

雅「じゃあ、ボクが持ってるから、みんな一斉に引いてね」

パワプロ「分かった!」


パあみ聖雅進「せーの!!」


安価
>>50>>51




50: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 2013/12/24 20:55:57 ID:bihan8Ji0


ひじりん




51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/24 20:56:24 ID:efzVGPrJ0


矢部




59: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 21:11:52 ID:DcgL7pO2O


こりゃ再安価ですわ
>>60>>62




60: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 2013/12/24 21:12:34 ID:bihan8Ji0


みずき




62: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 21:13:29 ID:DcgL7pO2O


パワプロ




67: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 21:24:14 ID:DcgL7pO2O


みずき「……!!」

みずき「(あ、赤…!相手は!?)」

パワプロ「あ、オレ赤だ!!」

みずき「え!?」

聖「どうしたみずk……なーっ!!」

パワプロ「え、相手みずきちゃん!?」

あおい「ちょっと、みずき!顔赤いよ!」

みずき「ぇ……ぁ…ちょ、うそっ//」

進「よかったですね、みずきさん」

みずき「よ、よかったって!アンタ、余計なお世話よ!」

進「………」シュン

みずき「……?(どうして悲しげなの?)」




69: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 21:29:52 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「じゃ、じゃあみずきちゃん……その、隣に来て?//」

みずき「ふぇ?!……そうね、じゃないとできないわよね。こうなりゃヤケよ!!」

みずき「(ヤケも何も無いわよ!ドキドキしてどうかしちゃう……///)」

パワプロ「じゃあ……オレが持ち手を食わえるから、みずきちゃんは先端からね……」

みずき「う、うん……//」ドキドキ




70: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 21:36:07 ID:DcgL7pO2O


あおい「(わぁ……みずき、ホントにキスするんだ……//」

聖「(他人のキスなど興味はないが………パワプロ先輩のキスの顔を見てみたいぞ……//)」

パワプロ「じゃあ、いくね?」

みずき「うん……」

ポリッポリッ

パワプロ「(うう……近づいてきてる……)」

ポリッポリッ

みずき「やだ……ホントにキスしちゃう……//」

ポリッポリッ

みずき「…………!!」




72: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 21:45:33 ID:DcgL7pO2O


ポリッ……

チュッ

パみ「!!」

パワプロ「(……みずきちゃんの唇が…!!)」

みずき「(……ぃゃ……キスしてる……!//)」

みずき「(……アイツ、どんな顔してるかしら……?)」チラッ

進「うわぁ……すごい……//」キョロキョロ

みずき「(な、なんだ……普通の顔じゃないの……)」

みずき「(………なんでパワプロくんとキスしてるのに、アイツのこと気にしちゃうのかしら……)」

あおい「はいストップストーーーップ!!」

聖「もう終われ!!」




73: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 21:55:39 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「ぷはっ……時間がとてつもなく長く感じた……」

あおい「もうみずき!いくらずっとキスしてたいからって、時間は守ってよ!」

聖「そうだぞ。パ、パワプロ先輩にも迷惑だぞ」

みずき「ご、ごめんね」

進「みずきさん、その行動力は尊敬に値します」

みずき「あっそ」




91: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 23:32:16 ID:DcgL7pO2O


パワプロ「一応、いまのファーストキス…だったんだけど……」

みずき「えっ」

聖「なー!」

みずき「ぁ……なんか、ゴメンね?私なんかが初めての相手で」

パワプロ「いや、俺は全然大丈夫だよ!」

進「いいですね、初めてのキスの相手がみずきさんで」

パワプロ「あ、あははー」

あおい「ムッ……」

あおい「(なに満更でもなそうな顔してるのよ……)」




92: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 23:36:54 ID:DcgL7pO2O


聖「あおい先輩、嫉妬の念が溢れ出てるぞ」

あおい「ちょっ、聖ちゃん!そ、そんなことないよ!?」

雅「じゃあ、もう一回抽選する?」チャラチャラ

進「まだまだポッキーも残ってますもんね」

みずき「ふっ、アンタ意外と乗り気なのね」

進「普段はこういう猥褻なことは気が乗りませんけど、クリスマスですからね。ノリノリになってきました」

パワプロ「そうは見えないけど……あはは……」




94: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 23:42:49 ID:DcgL7pO2O


みずき「次もパワプロくんに当たればいいなぁ~♪」

あおい「連続はズルいよ!そうはさせないよ」

パワプロ「え?」

あおい「あ、いや、なんでもない!//」

聖「あおい先輩……そんなにもパワプロ先輩とキスしたいのか……」コソコソ

あおい「うぅ……// さっきの見ちゃったらさぁ……//」

雅「じゃあ、第2抽選いくよ!みんな一斉に引いてね!」

パあみ聖雅進「せーの!」




98: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 23:50:28 ID:DcgL7pO2O


聖「………?」チラッ

『赤色の箸』テッテレー

聖「なーっ!!」

パワプロ「あれ、聖ちゃん当たり?」

聖「む…そうだ……// あ、相手は誰だ!?」

進「……僕ですね、聖さん」

聖「えっ」

みずき「えっ」

あおい「わー!二人のキスなんて想像できない!//」

雅「この二人が当たるのって、レアだね!」

パワプロ「ひゅーひゅー聖ちゃん、進くん!」

聖「や、やめろ先輩!」

進「そうですよ、意識しちゃうじゃないですか……//」




100: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/24 23:56:25 ID:DcgL7pO2O


みずき「さ、さっさとやっちゃいなさいよ!」

聖「し、しかし……」

進「聖さん、やはり僕が相手では嫌ですよね?」

聖「え?」

進「だって、聖さんの本命は……」チラチラ

パワプロ「……?」

聖「なー!//」

進「ふふっ」

聖「ちょっ、ちょっとこっちへ来るのだ!!//」アセアセッ

進「な、なんですか?」グイッ


みずき「……2人とも、良い感じだなぁ……」ボソッ

あおい「ん?みずき、いまの独り言って……」

みずき「な、なんでもないです!!」




102: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 00:00:46 ID:qmpEt93rO


聖「おまっ……なぜ、私の本命を知っておる!?」

進「え、ホントに本命だったんですか?」

聖「えっ」

進「僕は、ただのジョークのつもりで……」

聖「」

進「でも分かりました。パワプロ先輩を狙ってるのかぁ……」

聖「いゃ……ぁの……その、だな……//」

進「大丈夫ですよ、協力します」

聖「協力とは?」

進「どうにか、僕たちがキスをしないためにするということです」

聖「そ、そんなこと可能なのか?」

進「はい」




103: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 00:05:56 ID:qmpEt93rO


・・・・・・・

パワプロ「何の話してたの?」

進「ただの世間話ですよ。ね?」

聖「そ、そうだぞ」

みずき「ふーん……」

進「じゃ、しましょうか。聖さん」

聖「む……わ、わかった」

進「じゃあ、僕の右隣に来てください」パクッ

聖「……うむ……」パクッ

進「いきます!」ポリッ

ポリッポリッ

パワプロ「おおおお……」
ポリッポリッ

聖「………//」

ポリッポリッ

みずき「……………」




104: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 00:10:17 ID:qmpEt93rO


ポリッポリッ

進「(……今だ!)」

ガバッ

みずき「!!」

チュッ

パワプロ「ちょ……!!進くん、聖ちゃんの頭抱えて……!!」

雅「す、すごい…!進くん燃えてる!//」

あおい「あぁ、進くんの腕で、キスしてるのが見えない!……でも、すごい……//」

みずき「………そんな……」




105: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 00:14:47 ID:qmpEt93rO


進「……ふぅ……」スッ

聖「……うぅ……//」

パワプロ「すごいね進くん!見た目優しいMかと思ったら、聖ちゃん前だとまさかのドSになるなんて!」

あおい「い、意外な一面知っちゃったなぁ……」

雅「恋愛上手そうだね」

進「いやぁ……本能ってやつが僕をこうさせましたねぇ。あはは……」

進「聖さん、誰も疑ってない。作戦成功ですね」コソコソ

聖「そ、そうだな」コソコソ




106: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 00:24:13 ID:qmpEt93rO


・・・・・・・
ついさっき

聖「唇をしまう?」

進「そうです。キスとは、唇と唇を重ねること。つまり、僕たちがキスをする寸前に、唇を自分の歯と歯で挟むようにして隠すのです」

進「その状態で口と口をくっつければ、キスしたことになりませんし、皆さんからはキスしたようにみえるでしょう。念のために、僕の腕で現場も隠すので、心配要りませんよ」

聖「た、確かにキスしたことにはならないかもしれないが……」

進「聖さん、さすがに我慢も必要ですよ」

聖「いや、それは分かっているぞ!」

進「ふふ……パワプロ先輩のこと、本当に好きなんですね」

聖「むぅ……//」




109: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 00:30:47 ID:qmpEt93rO


・・・・・・・

聖「あ、ありがとうだ」コソコソ

進「いえいえ……」コソコソ

みずき「ふんっ、アンタらすごく仲良いわね。キスしたことだし、付き合ったら?」

進「え?」

聖「な、みずき!何を言い出す!//」

みずき「聖の頭抱えながらキスしちゃってさ、猪狩くんは聖のことが好きなのよ。」

進「そ、そんな、違いますよ…。あれは、僕のテンションがそうさせただけで……」

みずき「本当は聖のことが好きなのよね。私のことなんて、何も……」

あおい「み、みずき?」

進「…………あっ、電話だ」

進「はい、はい、分かりました。今すぐ帰ります。」ピッ




111: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 00:35:28 ID:qmpEt93rO


パワプロ「どうしたの?」

進「いやぁ、兄さんが今すぐ帰ってこいとのことなので……」

あおい「そっかぁ……まあ猪狩くんからの呼び出しなら仕方ないね」

進「すみません、途中ですが失礼します」

パワプロ「うん、じゃーねー」

みずき「…………」

聖「みずき、さっきの茶化しはなんなのだ?あれは、進先輩に失礼だぞ」

みずき「……ふん、思ったことを言っただけよ。悪い?」




138: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 02:54:16 ID:qmpEt93rO


店員「オマタサワリマシタ-(お待たせしました)」

『クリスマスよくばりパフェ』

パワプロ「ま、まあまあ、せっかくのクリスマスなんだから、パフェも来たし食べようよ」

あおい「そうだよ!ほら、取り分けてさ」

聖「はむっ、うむ、相変わらず絶品だな。このきんつば」ムグムグ

雅「わぁ、クレープも乗ってるよ。食べちゃお~」パクッ

パワプロ「はは、本当に女の子みたいに美味しそうに食べるね」

雅「だ、だから女の子じゃないんだってば!」




139: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 02:58:38 ID:qmpEt93rO


あおい「ちょっと、みずきどうしたの?」

聖「ほら、いつも好んで食べるプリン。皿に移しといたぞ」

パワプロ「ほら、進くんはいなくなっちゃったけど、残りでパーッとやろうよ!」

みずき「………う、うん。そだね」

雅「やっぱりみずきちゃんは笑顔が一番似合うね」

みずき「そう?へへーん、もっと褒めていいわよ~」

あおい「はは、みずきったらまた調子に乗って……」

聖「……む?」




140: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:07:27 ID:qmpEt93rO


みずき「よーし、食べよー!」パクッ

みずき「ン~!プリン最高~♪」


進『僕もプリン好きなんですよ』

進『美味しいですよね』


みずき「(どうして……?)」

みずき「(今まで何とも思ってなかった猪狩進のことを、今日に限ってやけに思い出してしまう……)」

みずき「(なぜ……?)」

聖「みずき」

みずき「!」

聖「何を考え事しているのだ」

みずき「え?いや、何でもないわよ」

聖「猪狩進のことか?」

みずき「ふぇ!?」

あおい「こりゃ図星だわ」




142: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:13:34 ID:qmpEt93rO


みずき「そ、そんなわけないじゃない!どうしてアイツのことなんか……」ムグムグ

聖「今日、やけに進先輩に噛みついていたからな」

みずき「ふん、それとこれと何の関係があるのよ」

聖「みずき、お前は意中に思っている人に対して、キツく当たるという習性がある」

みずき「はぇ!?」

あおい「へぇ~…、そゆことなんだ?」ニヤニヤ

雅「あれ、これってツンデレってやつかな?」

みずき「あ、いや、ちょっと……!」




144: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:19:45 ID:qmpEt93rO


パワプロ「そっかぁ……進くんのことが……」

みずき「いや、だから、ねぇ!」

パワプロ「今から走って追っかけたらどうかな?」

みずき「え?」

パワプロ「クリスマスイブの夜に、好きな人に告白。成功したら、それはそれは素敵なことだろうに」

みずき「いや、だから……」

聖「みずき、正直になれ」

雅「そうそう。笑顔もいいけど、素直なみずきちゃんもすごく可愛いよ」

あおい「まだ遠くには行ってないはずだよ。みずき!」




145: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:23:57 ID:qmpEt93rO


みずき「……………よし!」ガラッ

あおい「行ってらっしゃい!みずき!」

聖「無事を祈るぞ」

雅「ファイト!」

みずき「うん!」タタタッ


あおい「さて………」


あ聖雅「(ライバルが減った……!!)」キュピーン

パワプロ「ちょ、ちょっと何すか。みんなしてこっちを見ないで下さい……」




146: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:30:05 ID:qmpEt93rO


・・・・・・・

みずき「……はぁ……はぁ……アイツ、どこよぉ……」

みずき「こっちの方に猪狩の家があるって聞いたから、走ってここまで来たのに……」

みずき「………と思ったら、何やら怪しげな路地に来ちゃったみたいね」

みずき「あー、なんか鳥肌立つ。さっさとアイツを探して、本当の気持ちを……」

「ありがとうございましたー」

「いやー、やっぱりここは仕事後のご褒美にいい店だなー」

「これで明日からもしこしこ仕事に取り組めますね!!」




147: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:35:24 ID:qmpEt93rO


みずき「(うっ……前方数メートル先に汚いサラリーマン2人……)」

みずき「(もし絡まれると厄介だから、この立て看板に隠れておこ……)」

「また来てくださいねー」

みずき「ん?なんか聞き覚えある声…」

「うんまた来るよ!」

「その時には、また『スッスちゃん』に接客お願いするよ!」

みずき「(スッス……?)」チラッ

みずき「ファッ!?」

スッス「じゃ、気を付けて帰ってくださいね?」

「うん!じゃあねー!」




148: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:39:51 ID:qmpEt93rO


スッス「……さて、と」

マモルン「アイツらは帰ったか?」

スッス「あ、兄さん。帰りましたよ」

マモルン「まったく……アイツらいつも臭うんだ。入浴という文化を知っておるのか?」

スッス「まぁまぁ……。一応、この店の一番客なんだから……」

マモルン「にしても、すまないな。せっかくクリスマスに遊んでる最中に呼び出して」

スッス「いいですよ、あの方たちの指命なんですから」

マモルン「よし、僕たちも上がるぞ」

スッス「はーい」パタン




149: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:45:04 ID:qmpEt93rO


シーン………

みずき「…店の中に入ったわね」

みずき「あの、猫耳付けてフリフリのメイド服着てたのって……」


みずき「絶対、猪狩進よね」


みずき「しかも、兄の猪狩守までいたじゃないの……」

みずき「一体、何よこの店は……?」チラッ


『現役高校生の男の娘がメイドのお店♪
「猪狩コンツェルン直営・マモルンスッス」』


みずき「」




151: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:50:29 ID:qmpEt93rO


・・・・・・・

あおい「今ごろ、みずきと進くんはどうしてるかしら」

聖「みずきの愛は、ちゃんと進先輩に届いたはずだ」

雅「公園で、キ…キスとかしてるのかな?」

パワプロ「いや、もしかしたら、キス以上の……!!」

聖「なー!//」

あおい「ちょっと!そういう下ネタ止めてよ!」

パワプロ「いやそんな!まだ何も言ってないよ!?」

みずき「ただいま………」

パあ聖雅「うわっ!?」




152: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 03:57:35 ID:qmpEt93rO


あおい「みずき!?どうして帰ってきたのよ!」

聖「なんだか顔がやつれてないか?」

雅「まさか……」

パワプロ「フラr」ベシッ

パワプロ「~~~~~~~ッッッ!!」ドタバタドタバタ

雅「禁句は言っちゃダメだよ?」ニコッ

みずき「はは……そういうことじゃないわよ……」

あおい「え?」

聖「なんだ、どうした」

みずき「実は…………ペチャクチャアーダコーダドーダソーダ……………ってことよ……」

パワプロ「猪狩兄弟が、男の娘メイドで働いてた!?くっそぉ!絶対似合うじゃん!今から行k」メキッ

パワプロ「#¥≒〒%&☆▽※£♂~~ッッ!!??」ジタバタドタバタ

聖「しばらく黙っていてくれ……」




154: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 04:06:30 ID:qmpEt93rO


あおい「で、それを知って、幻滅したと……」

みずき「……」コクッ

聖「まぁそれはさすがに、引くぞ……」

雅「(今の私って、猪狩くんの逆パターンじゃん)」

みずき「……これって、失恋ってことなのかな……??」

あおい「いや……自分から冷めたのなら、違うと思うけど……」

みずき「……もういい!!今日はヤケ食いするわ!!」

みずき「カロリー?何だそれは!太る?何を言うか!」

みずき「みんな!今日はジャンジャン食べるぞー!!」

あ聖雅「オー!」

みずき「むぐむぐ、ひとっ走りしてきたあとのプリン、格別~♪」

聖「(まあ何はともあれ、みずきが元気を取り戻して良かった)」

雅「(やっぱり、みずきちゃんは笑顔が取り柄だなぁ)」




155: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 04:12:18 ID:qmpEt93rO


みずき「ん、パワプロくん?なんでぶっ倒れてるの?」

聖「あぁ、所々空気の読めてなかったからな、静まらせておいた」

みずき「ふーん、何したらそんなぶっ倒れてるんだか」

みずき「ちょっと、パワプロくん?倒れたらお店の人に迷惑かかるわよ?」ユサユサ

パワプロ「……ぅーん……」グイッ

みずき「わっ!」ズテッ

チュッ

パワプロ「んぅぅ………」
みずき「」




156: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 04:18:20 ID:qmpEt93rO


みずき「(ちょ、ちょっと!また、パワプロくんとキスしちゃってる……//)」

みずき「(……ん?また……?)」


雅『ポッキーゲーム』

パワプロ『オレ赤だった』

みずき『わ、私とパワプロくんでやるの!?』


みずき「(そ、そういえば、さっきもキスしたんだった!)」

みずき「(アイツに気を取られて、すっかり忘れてた!)」

みずき「(しかも………私のファーストキスを……)」

みずき「(パワプロくんが……私の……初めての……//)」

カアァァ……


みずき「ぷはっ、な、何すんじゃこのケダモノ!」ボゴォ

パワプロ「ギャーーーーーーーーース!!!」ガクッ




157: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 04:23:30 ID:qmpEt93rO


みずき「も……もうっ!//」

あおい「こ、今度はどうしたのよ?」

みずき「知らないっ!//」

みずき「(今ごろになって……意識し始めちゃったじゃないのよぉ……///)」

雅「顔赤いけど、大丈夫?」

みずき「だ、大丈夫……じゃない、かも……」ボソボソ

雅「え?」

みずき「なんでもない!//」

聖「ほぅ………」

聖「(結局、ライバルは元の人数に戻ったみたいだな……)」

聖「(人気者だな、パワプロ先輩は)」

パワプロ「うぅぅ…………」




158: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 04:30:55 ID:qmpEt93rO


・・・・・・・

店員「アランドロン オダイバキター(ありがとうございました)」

みずき「ふぅ~食った食った!」

雅「なんだかハチャメチャだったけど、楽しかったね!」

あおい「最後の方なんて、私たち4人だけで余りのポッキーゲームやっちゃったね……//」

聖「あ、あおい先輩やめろ!思い出しただけで恥ずかしい……//」

あおい「恥ずかしがらなくてもいいよ。聖ちゃんの唇、柔らかかったよ」

聖「なー!だ、だからだな!!//」

あおい「ふふっ、でもこれは同姓同士のキスだからノーカン!これからは、本命に誰が早くキスできるか勝負だよ!」

聖「む……挑むところだ」




159: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 04:37:42 ID:qmpEt93rO


パワプロ「と、ところで、なぜ支払いは全額オレなのでしょうか……?」

みずき「いいじゃない!男でしょ!」

パワプロ「財力的には、みずきちゃんの方が格段に上じゃ……?」

みずき「はいはいうるさいうるさい」

パワプロ「うぅ……。…………あ」

聖「む、どうかしたか先輩」

パワプロ「そういえば、オレ、こんなチケットあったの忘れてた」

あみ聖雅「?」

パワプロ「パワフルランド(遊園地)の1日フリーパス券」

パワプロ「2枚」




160: ◆UYOMNZkX3A 2013/12/25 04:41:05 ID:qmpEt93rO


あみ聖雅「!!」ドキッ

あおい「(これって、まさかボクを誘おうとしてる?//)」ドキドキ

みずき「(や、やだ……誘うなら面と向かって誘いなさいよ……意識しちゃうじゃない……//)」ドキドキ

聖「(パ、パワプロ先輩と遊園地でクリスマスを過ごすのも……悪くないな//)」ドキドキ

雅「(どうしよ……誘われたら私、女だってバレちゃうかも……。でも、いいかな?//)」ドキドキ


パワプロ「誰か、オレと一緒に行きたい人、いない?」



おわれ


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