1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 19:58:32 ID:YD6dwsjd0
爺「そうか、気をつけてな。桃太郎・・」
呂布「俺を桃太郎と呼ぶな。クズが」
婆「桃太郎や、これを持って行っておくれ」
呂布「だから桃太郎と・・なんだ、これは」
婆「きび団子に桃太郎マニュアルじゃ」
呂布「フン、下らん。俺にはこんなもの必要ないわ」
爺「桃太郎や、婆さんの好意を無下にするでない・・。」
呂布「ち、仕方ない・・。・・では、行ってくる」
タッタッタ・・
爺「昔は可愛かったんじゃがのう・・」
婆「何処でああなってしまったのか・・」
引用元:呂布「・・・鬼退治に行ってくる」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:00:51 ID:YD6dwsjd0
呂布「全く、下らん。鬼退治にマニュアルや団子がなんの役に立つ・・」
パラパラ・・
呂布「・・初代は犬、猿、雉を連れて鬼が島に行っただと・・?カスめっ、そんな小動物の力を借りねば勝てぬとはな・・」
パラパラ・・
呂布「鬼が島の道中にはどうしても犬猿雉と出会った場所を通らなければならんのか・・。ち、仕方ない・・」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:04:23 ID:YD6dwsjd0
~犬と出会った場所~
呂布「ここが犬と初代が出会った場所か・・。犬などおらんではないか・・。」
キョロキョロ・・
呂布「フン、下らんな。先を急ぐ・・む?あそこに座っている男は・・?」
阿部「やあ、そのお腰につけたキビ団子。君が桃太郎か。」
呂布「なんだ貴様は。貴様が犬なのか?」
阿部「犬?・・まぁ、性欲の犬と言えば犬かな・・」
呂布「なにをわけのわからん事を、下らん」
阿部「ちょっと待ってくれ。君も鬼退治に行くんだろ?」
呂布「・・君も・・だと?まさか貴様もか」
阿部「ああ、その通りさ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:08:11 ID:YD6dwsjd0
呂布「貴様のような非力な男がか・・」
阿部「まぁまぁ、人を見かけで判断しちゃ駄目さだよ。」
呂布「フン」
阿部「目的は同じだ、俺も一緒に連れて行ってくれないか?これも何かの運命だろう」
呂布「・・フン、勝手にするがいい。死んでも知らんぞ」
阿部「大丈夫さ、これでもそれなりに戦えるんだぜ?・・まぁ、よろしく頼むよ。桃太郎」
呂布「俺をその名で呼ぶな!俺は呂布だ!!」
阿部「ああ、すまない呂布。あらためてよろしく頼むよ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:10:08 ID:YD6dwsjd0
阿部「そろそろ、猿と出会った場所だな。」
呂布「貴様、勝手にマニュアルを見るな」
阿部「つれないな、仲間だろう?」
呂布「仲間だと・・?貴様が勝手に思っているだけだろう」
阿部「まぁ、いいさ。そろそろだな・・・」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:14:18 ID:YD6dwsjd0
~猿と出会った場所~
阿部「誰かいるな。」
呂布「・・・・」
阿部「おいおい呂布、なんで素通りしようとするんだよ。話しかけないのか?」
呂布「俺に仲間などいらん」
阿部「だけど、マニュアルにはお供は絶対必要ですって書いてあるぞ?ここはマニュアルに従おうじゃないか」
呂布「フン・・・下らん」
阿部「やあ、君が猿かい?」
黄猿「ん~?君達は誰だい?・・おやぁ、その腰につけたキビ団子はもしかしてぇ・・」
阿部「そうさ、俺達これから鬼退治に行くんだ」
黄猿「おーおぅ、そうかいそうかい。わっしも丁度鬼が島に向かう途中だったんだよねぇ。」
阿部「やっぱり、どうだい。一緒に来るかい?」
呂布「貴様ら、勝手に話を進めるな」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:16:09 ID:G9UyDk5a0
大将か?大将なのか?
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:17:08 ID:YD6dwsjd0
~なんだかんだで黄猿が仲間になった・・・~
呂布「ち・・全く・・」
阿部「何を怒ってるんだか」
黄猿「呂布はちょ~ぃと短気だよねぇ。」
呂布「黙れ」
阿部「そんなに気を詰めて生きてたら疲れちまうぜ。黄猿みたいに力抜かして生きていけよ」
呂布「黙っていろ、貴様ら・・」
黄猿「お~や?そろそろ雉と出会った場所に着くねぇ~」
呂布「だから勝手にマニュアルを見るな・・!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:20:17 ID:YD6dwsjd0
~雉と出会った場所~
呂布「誰もいないではないか」
阿部「おっかしいなぁ・・・」
黄猿「ん~・・ん・・おぉ~い、雉ぃ~」
阿部「おーい!桃太郎が来たぞー」
呂布「貴様ら、何度桃太郎と呼ぶなと・・」
キィーーン
阿部「お?鳥だ!」
黄猿「なんか着飾った鳥だねぇ~・・」
呂布「こいつが雉か・・?」
ペット・ショップ「・・・・」
バサバサッ
呂布「ぬおっ!貴様、馴れ馴れしく肩に乗るな!!」
阿部「どうやら、着いてくるようだな」
黄猿「これでメンツが揃ったねぇ~」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:24:18 ID:pHQS3P270
このメンツだと犬の戦闘力が極端に低く感じる
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:25:47 ID:YD6dwsjd0
阿部「あれが鬼が島か・・」
黄猿「すごい迫力だねぇ~・・」
呂布「下らん、即効で叩き潰す」
ペットショップ「・・・」
阿部「しかし船が無い事には向かいようがないな・・」
黄猿「ん~・・ほんとだねぇ~・・」
ペットショップ「・・・」
バサッバサッバサッ
呂布「む?」
阿部「ペットショップ、どうした?」
ペットショップ「キョーーンッ!」
黄猿「おおぉ!?」
バリバリバリバリバリバリッ!!
阿部「これは凄い、海に氷の道が出来た・・」
呂布「なんと・・」
ペットショップ「ケッケッケッケ・・・」
黄猿「こりゃぁ~びっくりだねぇ~」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:28:17 ID:YD6dwsjd0
呂布「よし、行くぞ・・。貴様ら、俺の邪魔はするなよ」
阿部「ああ、わかっているさ。お前こそ、足元すくわれるなよ?」
黄猿「さっさと片付けてぇ、みんなで酒でも飲もうやぁ」
ペットショップ「キョォーンッ!」
呂布「ふん・・、勝手にしろ。よし、行くぞ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:31:09 ID:YD6dwsjd0
~鬼が島~
鬼「・・・んん?」
鬼「どうした?」
鬼「いや・・海の上をなにか歩いてないか?」
鬼「なにを・・どれ、望遠鏡で・・」
ザッザッザッザ・・・
鬼「はうあ!!!!あの腰につけたキビ団子・・!!!!」
鬼「マジでか!?も、桃太郎だ!!!桃太郎が攻めてきたぁー!!!みんなに知らせろーーー!!!!」
ウー ウー ウー(警笛)
呂布「む・・、気づかれたか」
阿部「ふふ、楽しくなってきたじゃないか」
黄猿「よおぉ~し、やるかねぇ~」
ペットショップ「ケッケッケ・・」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:34:21 ID:YD6dwsjd0
鬼「どうやって海を歩いてるかわからんが!!今なら狙い撃ち出来る!!」
鬼「鬼が島砲、発射します!!」
ドーンッ ドドドーーンッ!!!
呂布「ち、小癪なマネを・・」
阿部「おいおい、こっちが不利だぞ。」
ペットショップ「キョオーーンッ!!!」
ドドドドドドドドッ!! ドガドガボガーンッ
阿部「ペットショップが砲弾を撃ち落してくれてるからいいが、このままじゃジリ貧だぞ」
黄猿「こりゃぁ~困ったねぇ~・・」
呂布「ならば、弾など恐れず突っ切るのみよ」
阿部「おいおい・・」
黄猿「・・こ~うなったら仕方ないねぇ~・・」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:37:39 ID:YD6dwsjd0
黄猿「呂布、すまないねぇ~・・」
呂布「なに?」
黄猿「ヤタノカガミ」
フッ
阿部「消えた!?」
鬼「なんだ、この光!眩しい・・・」
パッ
黄猿「よ~いしょっとぉ~」
ドッゴーーンッ!!!
鬼「うぎゃあー!!」
呂布「おのれ、猿め!!先に仕掛けおって!!!!」
阿部「砲台が潰れた、チャンスだ。一気に行くぞ!」
ペットショップ「キョオーーンッ!!」
黄猿「・・中央に敵が集まってるねぇ~・・呂布には悪いが先にお掃除しとこうかねぇ~・・」
パッ
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:41:58 ID:YD6dwsjd0
ドゴーーン!! バッゴーンッ!!
阿部「おお、黄猿が大暴れしているぞ」
呂布「おのれ!!俺の獲物を横取りしおって!!!許さん!!!」
タッタッタ・・
阿部「おいおい呂布・・」
ペットショップ「クェ」
パラパラ・・
阿部「この地図と音の方向からして黄猿は中央にいるな・・呂布が今正門の方へ向かって行った・・」
ペットショップ「キョーンッ」
阿部「西門と東門もあるのか・・。あの二人が暴れたら逃げてくる鬼が出てくるかもしれないな・・。」
ペットショップ「ケッケッケ・・」
阿部「そうだな。西門と東門、二手に分かれて退路を断っておくか」
ペットショップ「キョオーーンッ!!」
バサッバサッバサ・・
阿部「やれやれ・・鬼に同情しちまうな、これじゃ」
タッタッタ・・・
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:46:06 ID:YD6dwsjd0
鬼「な、なんなんだコイツ!?攻撃が当たらねぇ!!」
黄猿「む~だだよぉ、わっしはピカピカの実の光人間・・ロギアだからねぇ・・」
ドッゴーーンッ!!!
鬼達「ぎゃああーー!!!!」
黄猿「雑兵に用はないんだよねぇ~・・わっしの目的は大将ひとつさぁ・・」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:49:29 ID:YD6dwsjd0
~正門~
鬼「中の方はどうなってるんだ!?」
鬼「わからん!!だが同胞の悲鳴が聞こえるって事は・・」
鬼「おい!なんだ、アレは!?」
鬼「侵入者!?」
呂布「道を開けろ雑魚共!!!!邪魔するならば消し飛ばす!!!」
鬼「あ!!あいつだ!!!あの腰につけたキビ団子!!!アイツが桃太郎だ!!!」
鬼「って事はアイツを仕留めれば鬼の天下ってワケだ!!!!返り討ちにしてやれーー!!!」
呂布「バカは死なないと治らんらしい。一息で吹き飛ばす!!!!」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:52:36 ID:YD6dwsjd0
~西門~
鬼「ちくしょう!!なんなんだあのトリは!!??」
鬼「気をつけろ!!あのトリ普通のトリじゃねぇぞ!!!」
ペットショップ「ケッケッケ・・」
ドドドドドドッ!!!!
鬼「う、うわぁー!氷のミサイルだぁーー!!!」
ズガズガズガズガッ
鬼達「ひ、逃げろー!!」
ペットショップ「キョオーーーンッ!!!」
ヒューン・・
鬼達「え?」
ドグチャッ(氷塊)
ペットショップ「ケッケッケ・・」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 20:56:03 ID:YD6dwsjd0
~東門~
鬼「なんだアイツは?人間か?」
鬼「一人で来るとは!俺達も舐められたモンだぜ!!」
阿部「やれやれ、舐められたモンだな・・。数は・・30人か・・」
鬼「なにブツブツ言ってやがる!?」
阿部「さすが鬼だな、みんないい身体してるじゃないの」
スル・・ スル・・・
鬼「な!?なに脱いでやがる!!この変態野郎!!」
鬼「やっちまおうぜ!!みんな!!!」
鬼達「おーー!!!」
ドドドド・・・
阿部「やれやれ・・人を見かけで判断しちゃダメなんだぜ・・」
スルリ・・
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:01:19 ID:YD6dwsjd0
ビリビリビリビリッ!!
鬼「!?な、なんだ!?」
鬼「俺達の服が破けた!!?」
阿部「俺の裸を見たノンケにのみ発動する能力『真裸姦』・・」
鬼「マ、マラカン・・?」
鬼「それがどうした!!痛くも痒くもねぇぜ!!やっちまえー!!・・・あれ?」
阿部「君達はもう俺の術中にハマッたのさ。」
鬼「う、動けない・・てか、身体が勝手に動く・・!」
鬼「な、なんだこりゃあ!」
(全鬼が阿部に尻を突き出すポーズをする)
阿部「真裸姦が発動すると、君達は強制的にそのポーズに固定される」
鬼「な・・!てめぇ!!鬼を侮辱しやがって!!!」
鬼「ちくしょう!動け・・!!動け・・!!!」
阿部「無駄さ、解除する条件はひとつしかない」
鬼「そ、それは・・・・?」
阿部「俺に処女を奪われる事さ・・・・・・」
鬼「や、やめろ・・!来るな・・こないでくれええぇぇぇぇぇ・・・・」
アッー
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:05:05 ID:YD6dwsjd0
中央
鬼「ぎゃああああーーー!!!!」
黄猿「や~れやれぇ、キリがないねぇ~・・」
ドガラララァァンッ!!!
黄猿「んおぉ?」
鬼「正門が破られた!?」
呂布「・・黄猿、貴様!!」
黄猿「お~ぉ、呂布・・さすがだねぇ~。悪いとは思ったけど、わっしも海の上は相当不利だったもんでねぇ~」
呂布「鬼の大将はどこにいる?」
黄猿「多分あの宮殿みたいな所だろうねぇ~」
呂布「あそこか・・よし、俺はそこへ行く」
黄猿「あ~ぁ、譲るよぉ~」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:07:36 ID:YD6dwsjd0
ペットショップ「キョオーンッ」
黄猿「おお~、ペットショップ・・。お前さんも仕事が早いねぇ~・・」
ペットショップ「ケッケッケ・・・」
黄猿「・・鳥も笑うんだねぇ~・・・」
チラ・・・
黄猿「・・・阿部はまだかねぇ~?まさかやられてるんじゃないだろうねぇ・・」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:12:12 ID:YD6dwsjd0
阿部「・・・ふぅ、流石に30人は疲れるな・・」
鬼「アフンアフン・・・・」
阿部「しかし門が開かないな。これは困った・・・・」
カタンッ
阿部「ん?」
道下「し、侵入者!?」
阿部「おや、まだ鬼はいたのか・・ん?俺の裸を見て服が破けないとは・・」
道下「(な、この人・・なんてすごいんだ・・)」
阿部「君、ここの門はどうやって開けるんだい?」
道下「そ、それは・・人間に教えるワケには・・」
阿部「俺達は同類だろう?・・君もうすうす気づいてるハズだが・・」
ビンビン・・・
道下「・・・///」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:15:32 ID:YD6dwsjd0
~宮殿前~
呂布「ここか・・。なるほど、強者のオーラが漂っている・・・」
「入りなよ・・」
呂布「・・!」
「小細工はしねぇ・・。さぁ、入りな・・」
呂布「フン、大将自ら誘ってくれるとは・・いいだろう・・。」
ギギギギギ・・
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:18:12 ID:YD6dwsjd0
阿部「イクぞ、道下ぁっ・・・・!!!「
道下「あっあっあっ・・は、はい・・・」
パンパンパンパンパンパンッ
阿部「おおおおおっ・・!」
道下「あ、ぁ・・か、開門ーーーーッ!!!」
ゴゴゴゴゴ・・・
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:20:32 ID:YD6dwsjd0
黄猿「おお?門が開いたねぇ・・」
ペットショップ「キョーンッ」
阿部「あ、黄猿にペットショップ・・」
バリバリーンッ
黄猿「ええぇ!?」
バッサーンッ
ペットショップ「キョッ!!?」
阿部「・・ああ、すまない。今解除するから・・・・」
黄猿「な、なんだいぃ・・阿部から溢れ出るあの覇気はぁ・・」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:22:56 ID:YD6dwsjd0
呂布「・・貴様が大将か。なるほど・・納得できる」
勇次郎「クスクス・・」
呂布「貴様を倒し、俺の最強を天下に知らしめる」
勇次郎「いいぜ・・、来なよ・・」
呂布「フン・・・・ずおりゃああああっ!!!!!」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:25:32 ID:YD6dwsjd0
アッー キョーンッ
阿部「よし、これで解けた・・」
ドッゴーン!!
阿部「な、なんだ?・・あれは呂布!呂布が吹き飛ばされるとは余程の相手なのか・・!?」
ドザッ
呂布「ぐっ・・」
勇次郎「どうした、俺を相手にあれ程の啖呵を切ったんだ。この程度じゃないだろう?」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:29:45 ID:YD6dwsjd0
勇次郎「クスクス・・その程度で最強を名のるなど・・クスクス・・」
呂布「ぬおおおおお!!」
ガキッ
呂布「!(片手で・・)」
勇次郎「無駄だぜ兄ちゃん・・鬼補正がかかってるんだ・・誰も止められねぇよ・・」
ドゴッ
呂布「ぐっお・・!!!」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:31:08 ID:YD6dwsjd0
阿部「黄猿!ペットショップ!!」
黄猿「アフンアフン」
ペットショップ「ピクピク・・・」
阿部「くそ・・、呂布、待ってろ。今助けに行く・・!!」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:34:34 ID:YD6dwsjd0
勇次郎「・・・どうやら本気でその程度らしいな・・」
呂布「おのれ・・(手も足も出ん・・この俺がまるで赤ん坊扱いだ・・)」
勇次郎「・・まぁでも・・ほんの少しだけ楽しめたぜ、兄ちゃん・・」
ガシッ
呂布「ぐぉ・・・」
勇次郎「・・じゃあな、初代によろしくな・・・」
呂布「(ぐ・・このままでは・・・し・・死ぬ・・・)」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:37:02 ID:YD6dwsjd0
ザッ!!!
勇次郎「?」
呂布「!?」
阿部「呂布!!助けに来たぞ!!!」
勇次郎「なんだ貴様・・」
呂布「あ・・・べ・・?よせ・・・貴様ではこいつには・・・」
バリバリバリーンッ
勇次郎・呂布「!?」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:40:25 ID:YD6dwsjd0
勇次郎「なんだ・・?裸に・・!?」
呂布「これは・・?」
阿部「呂布、もう大丈夫だ」
グググ・・
勇次郎「な・・!?身体が・・・」
呂布「・・お、俺まで・・・!?」
阿部「・・・・」
呂布「あ、阿部・・!?なにを・・・」
阿部「まずお前を自由にしないとな・・大丈夫だ、優しくやる・・・」
呂布「な・・・?やめろ・・お・・・ぉ」
オッー
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:44:48 ID:YD6dwsjd0
勇次郎「グ・・・ク・・キキ・・よくもこの俺に・・こんな屈辱的な姿勢を・・!!!!」
阿部「ふ・・、お前さんを食うのも悪くないが・・」
呂布「ぐ・・阿部・・どけ・・」ヒリヒリ
勇次郎「この様な姿で決着をつける気か!?」
呂布「黙れ、勝ちは勝ちだ・・」
黄猿「お~おぉ・・やったんだねぇ・・」ヒリヒリ
ペットショップ「クェェ・・」ヒリヒリ
阿部「おお、二人とも目が覚めたか・・」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:47:52 ID:YD6dwsjd0
呂布「鬼よ、最期に言う事はあるか・・」
勇次郎「・・・・こ・・」
阿部「?」
黄猿「んん?」
ペットショップ「・・・?」
勇次郎「こんな・・終わり方でいいのか・・?」
呂布「知るか」
ドシュッ
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:52:35 ID:YD6dwsjd0
・・・・・
阿部「やったな・・」
黄猿「終わったねぇ・・・」
ペットショップ「・・・」
呂布「・・。」
阿部「呂布、これでお前が最強だな・・」
黄猿「(最強はアンタだと思うけどねぇ・・)」
ペットショップ「(ケツ痛ぇ・・)」
呂布「・・フン。海の向こう・・・・」
阿部「?」
呂布「この海の向こうにはまだ強い奴がごまんといるだろう・・・。そいつらを倒すまで、俺は最強を名乗らん」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/08 21:56:05 ID:YD6dwsjd0
黄猿「そうかい・・それ言ったらキリないと思うけどねぇ~・・」
ペットショップ「キョーン(DIO様・・阿部に勝てるんかな)」
呂布「俺はまた一から旅に出る。地球上最強の男になるために・・」
黄猿「ふぅ~ん・・まぁ、こうやって出会ったのも何かの縁だぁ・・わっしも行くよ」
ペットショップ「キョーンッ」
呂布「お前達・・」
阿部「ふふ・・仲間っていいもんだな。呂布、当然・・俺もついてイクぜ・・」
呂布・黄猿・ペットショップ「いや、お前はいい」
阿部「ええーっ」
終劇
第三世界図書館 新着S S 5 0