1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 10:24:27 ID:MBwFi7TH0


P「おめでとう千早、ついに俺たちはBランクまであがった」

千早「はい、プロデューサーのおかげでここまでこられたと思っています」

P「しかし、だ」

千早「?」

P「千早の才能や努力は素晴らしいものだ・・・・・・しかし」

千早「しかし・・・・・・」

P「表現力・・・・・・体の柔らかさ・・・・・・これから上を目指すためには必要となってくる」

P「特訓を受けてみる気はあるか?」

千早「はい!」

P「じゃあまずこの目隠しをしてくれ」

千早「えっ」




引用元:千早「秘密特訓・・・・・・ですか?」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 10:28:44 ID:MBwFi7TH0


P「まず良い声を出すためには体を開く必要がある」

千早「目隠しは必要ですか?」

P「安心感を出す為に必要だ」

千早(少しドキドキするけど・・・・・・)

P「じゃあ始めよう。 まずはストレッチからだ」

千早「はい、お願いします」




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 10:34:41 ID:MBwFi7TH0


P「まずは胸を開いていこう。 肋骨を開き、声の響く空間を広げてやるんだ」

千早「はい」

P「ゆっくり深呼吸しながらまず筋肉をやわらかくしていこう」

千早「んっ……」

P「千早の肩は柔らかいな……でもまずはリラックスだ」

千早「少し…んっ、くすぐったいです」

P「呼吸は止めないで深く大きく」

千早「は、はあっ……くすぐったいです」




9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 10:42:38 ID:MBwFi7TH0


P「じゃあ片腕ずつあげて、背中の筋肉を伸ばそう」

千早「はい」

P「ん? ちょっとブラがじゃまかな」プチッ

千早「ひゃあい! ぷぷプロデューサー」ドキッ

P「どうした千早……用意したスポーツブラをつけよう」

千早「ははははい」

P「腕を上げて」

千早「で、でも」

P「やましい気持ちはないから安心しろ、後ろからだから見えはしない」

千早「はい……」カァァァ




12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 10:48:10 ID:MBwFi7TH0


P「さあ、続きだ」クンクン

千早「あ、あの……匂いとかかいでないですか?恥ずかしいのですが」

P「いや、俺も深呼吸しているだけだ、息を深く吸って」

千早「っっ……」カァァ

P「ゆっくり30秒を3セットだ」

千早「すー、はー」

P「よし、だいぶほぐれてきたな、次は大胸筋のマッサージだ」

千早「はひ」




16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 10:56:12 ID:MBwFi7TH0


千早「!? ちょ、プロデューサー」

P「こうやって鎖骨から下に向けてほぐしていく」

千早「あ……めぇ……」

P「ほら、息止めないで」スーハースーハー

千早「んっー、ふーっ んっー、ふーっ」

P「リラックスできてるか」

千早「あっ」ピクッ

P「どうした?」フニフニ

千早「ち、乳首は、当たって……」フゥフゥ

P「リラックスのつぼだ。 赤ちゃんに吸わせているとき、母親はリラックスできているとの研究結果がある」

千早「で、でもぉ……んっ」




23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 11:02:11 ID:MBwFi7TH0


P「じゃあ次も深呼吸しながら、手を上に伸ばて上半身を横に倒す」

千早「すー、はー」

P「ここで30秒のばす」クンクン

千早「に、匂いかいでませんよね?」

P「安心しろ、いいに……いい呼吸だ あと2セットやろう」

千早「はい……」




25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 11:07:53 ID:MBwFi7TH0


P「じゃあ次は背中とおなか周りのマッサージだ」スッ

千早「あひっ!」

P「どうした千早?」

千早「……んっ、くすぐったいです」

P「ほら、おなかが膨らんだり縮んだりするのを意識して」

千早「でもんっ……これぇ……」

P「こうやってなでるとリラックスできるだろ」

千早「ふう……ふぅ……」




27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 11:14:50 ID:MBwFi7TH0


P「じゃあ背中のほうに行くぞ」

千早「は、はひ……」

P「俺はこっちからのほうがやりやすいから、前の方に回るぞ」ギュッ

千早「はう……」

千早「ぷ、プロデューサーの心臓の音が聞こえます……」

P「心音を聞くと心が安定するんだ」

千早「少し……ドキドキしてますね」

P「千早と二人……男なら多少緊張するさ」

千早「……」




29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 11:25:02 ID:MBwFi7TH0


P「次は骨盤のストレッチだ、マットを敷いたから横になって」

千早「ちょっとドキドキしますね……」カァァ

P「ゆっくりマッサージをしてから骨盤の矯正をしよう」

P「シューズをはずそうか」

千早「はい」

P「いや、俺がはずそう」

P「それにしても千早の足の裏は柔らかいな」クンクン

千早「く、くすぐったいです」

P「内臓は健康なようだな、ちょっとぬるっとするけど我慢しろよ」パクッ

千早「あっ、はぁぁ……くすぐっ……」

P「……」ペロペロ




32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 11:32:25 ID:MBwFi7TH0


P「じゃあ足もほぐしていこうか」

千早「ふう…ふぅ…」

P「こうやって筋肉をほぐして」

千早「プロデューサーの手……気持ちいいです」

P「リンパもマッサージ」

千早「ちょっと痛いですね」

P「少しリンパの流れが悪いみたいだな、足の付け根まで続いてるから重点的にやろう」

千早「んっ」ピクッ

P「痛いか?ちょっと我慢してくれ」

千早「その……手が……あそこ……いえ、いいんです」

P「何かあったら言ってくれよ」

千早「はい、いきます」




37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 11:39:12 ID:MBwFi7TH0


P「ちょっと体重かけて骨盤を矯正するからな」

千早「は、はひぃ……」グッタリ

P「気分が悪くなったのか、千早?」

千早「いえ、ちょっと頭がぼーっと……して」

P「ちょっと休むか」

千早「プロデューサー……続けて……ください」

P「じゃあ、ゆっくり呼吸して」

千早「ひぃ……ふぅ……」




39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 11:46:12 ID:MBwFi7TH0


P「足をこうやって曲げて……ゆっくり行くぞ」ペキキ……

千早「ふぁぁ」

P「次は反対側だ」

千早「ふぁひ……」

P「よっと」ペキキ

P「骨盤周りも少しほぐすか、うつぶせになって」

千早「ぷろでゅーさー、裏返してもらえますか」

P「わかった」

千早「んー」ゴロン

P「絡み付いてたらマッサージできないだろう」

千早「もう少し……こうしててください」




42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 12:01:48 ID:MBwFi7TH0


司会「では次はトップアイドルの如月千早さんです」

パチパチパチパチ


司会「最近すごい乗ってるじゃない、表現凄いねー」

千早「特訓の成果です! プロデューサーと付きっ切りで毎日がんばりました」

司会「どんな特訓をしてたのよ?」

千早「それはですね」チラッ

P「……」ドキッ

千早「ふふ、それは秘密です」ニコッ

司会「あははは、そうだよなー」

千早「ひとつだけ言いたいのは、やっぱり……歌は気持ちですね」

千早「女の子って凄いんですよ」ニコニコ

千早「きっと思いひとつで生まれ変われるんです」

千早「だから、聴いてください。 私の歌を」




43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 12:06:27 ID:MBwFi7TH0


P「お疲れ様」

千早「聴いてくれました?私の歌」

P「ああ、最高だったよ」

千早「嬉しい……あなただけに……歌を……」ボソッ

P「なんだ?」

千早「なんでもありません」ニコッ

千早「ちょっとのどを開くトレーニングをしたいんです、この後お願いできますか?」

P「OKだ」




45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 12:15:40 ID:MBwFi7TH0


千早「さあ、出してください」ピチャピチャ

P「そ、それは……だめだろう」

千早「プロデューサー、ちょっとこのビデオ見て貰えますか?」

P『マッサージを……』

P「……千早、このビデオ」

千早「ふふふっ……可愛いですよ、おびえた顔も」

P「いったい何をするつもりで……」

千早「早く出してください、私の舌の動き……、発音も完璧なんですよ」

P「ううっ、だめだ」

千早「ん、ちゅ」チュパッ

P「許してくれ……も、もうだめだ」

千早「んぐっ……」ゴクリ




48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11 12:26:29 ID:MBwFi7TH0


P「……」

千早「私、小さな夢があるんです」

P「千早……何が望みなんだ」

千早「小さな教会で、大好きな人と」

P「許してくれ」

千早「許す? 何をですか?」

P「おまえにしたこと……」

千早「ふふ……許さなきゃいけない事なんて何もないですよ」チュッ

P「た、頼む」

千早「これからは貴方の為に、歌をずっと歌いたいんです」

千早「ずーっと、離さないから」

おわり







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